2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか作者: リチャード・ワイズマン,木村 博江出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 206回この商品を含むブログ (9件) を見る 友人にすすめられたので、読ん…
僕のゼミ生の一人が、大学院に行きたいと言ってきたので、それならぜひアメリカの大学院に行くべきだとアドヴァイスした。 アメリカの大学院はLaw school, Medical school, Business school 以外のすべての博士課程で、GREとTOEFLの点数で学生を評価する。こ…
35年前にもなるだろうか、小学校5年生だったかの時に、歯列矯正を受けた。当時の田舎では珍しい技術だったため、やっているところはほとんどなかったのだろう。そのため最寄りの街である高岡市に、週一で学校の午後を休んで矯正歯科に通っていた。 歯列矯…
さて森口さんという人が、とてもイタい人であるという話http://momoiropink777.blog97.fc2.com/blog-entry-1827.htmlは、たまたま病院にあった新潮で詳しく読んだ。なるほど、若い時から自慢しているうちに、どこまでも暴走してしまう人というのはいるんだな…
一体どうして、わずか14才の少女が単に「勉強を継続したい」といっただけで、殺されそうになるのか? シャリアには、そんなことが本当に「明確に」書いてあるのか?? http://www.cnn.co.jp/world/35022924.html?tag=top;subStory ボクはかつて、「リバタ…
山中教授のノーベル賞は誠にめでたい話で、重要性も納得できるが、どうにも不思議なのは、なぜドリーをクローニングしたIan Wilmut が受賞していないのか? オオサンショウウオの再生能力を見ると、両生類ではクローニングできるのは、まあなんとか理解でき…
前に Chao and Blizinsky の論文で、セロトニンに関する5HTT遺伝子の長短が、不安と関係していること、その遺伝子頻度と社会の集団主義の強さが強く相関していることを、報告した。 今日、別の論文をたまたま読んでいたら、5HTTの長短は、直接に扁桃体の活…
さて ファーガソンの結論は、 「西洋文明は、現在、経済的に中国に追いつかれつつあり、近いうちに逆転するだろう。しかし、西洋の創りだした価値観の複合体、科学、法の支配、言論に自由、などは今後も輝き続けるだろうし、また西洋人はそうした価値観を、m…
西洋最後のキラーアプリは「勤勉」。マックス・ウェーバーのいったプロテスタント倫理みたいなやつですね。 初めて、この学説を知った高校時代から、ひじょうに違和感のある説明だったが、今読んでみても、まったく説得力がない。 どう考えても、東アジア人…
「消費」の章の後半は、アメリカ生まれのジーンズが世界を席巻し、共産主義世界でも圧倒的な支持を受けていたことについて。 共産主義が崩壊したのは、つまりは消費物資をうまく生産できなかったからであり、それは価格システムが機能しないということだった…