kurakenyaのつれづれ日記

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遺伝的にアジア人は不安症 → 集団主義!?

前に Chao and Blizinsky の論文で、セロトニンに関する5HTT遺伝子の長短が、不安と関係していること、その遺伝子頻度と社会の集団主義の強さが強く相関していることを、報告した。


今日、別の論文をたまたま読んでいたら、5HTTの長短は、直接に扁桃体の活性化にエイキョウを与えていて、なんとその賦活化の10%もが5HTTによって規定されているらしい。


http://archpsyc.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=482936


なるほど、5HTT → amygdale activation → anxiety level → collectivism という流れは理解しやすいし、いかにも有りそうだ。


とすると、西洋で個人主義が生まれたことには必然性があり、彼らがいなければ、アジア人は永遠に、専制と反乱、新しい専制 の歴史的呪縛から逃れられなかったということにでもなるだろう。


今の状況も含めて、再三再四 熟考すべき事実だろう。