2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日はやる気がしなかったので、 高橋昌一郎さんの『理性の限界』という新書を読んだ。 http://www.amazon.co.jp/dp/4062879484/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1222442115&sr=8-1 これは傑作なので、私の知り合い、またはブログ読者の皆さんにもぜひオスス…
ベッカーの話には続きがある。 フロアからの質問に以下のようなものがあった。 最近American Enterprise Instituteのチャールズ・マレー (この人はnotoriousなベルカーブの著者の一人)が Real Educationという本(これは小生も読んでいた)を書いていて、 …
Mon Pelerin Society meeting at tokyo 2008 の最後に Gary Beckerによる講演があった。 内容は興味深く、1、高卒以下、2、高卒、3、大卒、4、大学院卒 の四段階に分けると、どの年齢においても死亡率はこの順で下がっている。 また、少なくともアメリカ…
えーと、今日『リバ宣』読んだよメールをもらった。 ????????????????????????? 蔵研也様 前略.表記の本を読んで面白かったので読後感を送ります。P47にあるように、消費者のためと言いながら、 日本の規制は大部分が業界保護であ…
後日またGary Beckerによる最終セッションの重要な部分、 思ったことなどにについてはボチボチと書いてい行くつもりだ。 ところで、今日はたまたま帰りの電車で 『The last lecture』by Prof. Randy Pausch at Carnegie-Mellon Univ. を買って読んでみた。 …
昨日はmyron scholesの講演があった。 この人は言わずと知れたblack-scholes modelの発案者で 現代derivative 理論の創設者だ。 確か、Ph.D dissertationはMilton Friedimanが審査しているはず。 内容としては、先物市場の効率性を アローなどのコンティンジ…
昨日に続いて、今日はニューオータニで モンペルランの会合に行ってみた。 とはいえ、誰も知らないので聞くだけなのだが、、、、、 さて、招待講演ではシカゴ大学からKevin Murphyが話していた。 単純にいって、4%程度の将来への割引率を考えれば、 CO2…
今日は日本におけるおそらく唯一の実験経済学のactiveな研究者である 大阪大学の西條先生の主催する実験社会科学カンファランスに顔を出した。 東工大も生まれて初めて行った。 そこで、どういう理由からか、 久しぶりに英語でプレゼンをして、 だいぶ焦った…
このところ、3日以上も大学にこもって 脳波計を使ってどうやって実験経済学に役立てるかを、 同僚の二人といろいろとケンケンガクガクとやっていた。 で、これとはまったく関係ないのだが、 今日たまたま大学に関西大学の名誉教授である山本繁綽(しげのぶ…
人間の使う自然言語は、普通「〜〜である」か あるいは「〜〜でない」の二つしかない。 二元論なのだ。 しかし、多くの科学では、善や悪などのように すっきりとした二元論ではなく、実数的な連続であらわす。 ここが、多くの人にとって理解が難しくて面白く…
カールワイルは間違いなく未来学者の中でも、 未来のテクノロジーへの超楽観主義者である。 例えば、買うのは高いが、この本なんか 内容が日本人の常識をはるかに超越している。 http://www.amazon.co.jp/dp/4140811676/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1220…