kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 「共感の時代へ」読んでみた

去年、ロサンゼルスのBarn's and Noble によくいったのけれど、 この本 "The Age of Empathy" by Frans de Waal が大量に平積みされていた。 僕は興味は持ったものの、別の本を読んでいるうちに帰国してしまった。 で、この前翻訳を見つけたので、読んで見た…

LJP:賭博はdecriminalizeせよ

なんでも野球でトバクをしていた相撲取りや親方がいるそうで、マスコミは大騒ぎだ。泣いてまで謝っている親方の映像も流れて http://www.youtube.com/watch?v=iR0QzwdHBdU いかにも悪いことをしたといった雰囲気が、梅雨の湿度のように充満している。 だが、…

LJP:財政再建と経済成長は脱政治で

僕の生活を支える職業は、ひじょうに普通の経済学を教えるというものだ。で、先週は授業で「日本的経営」について説明した。事前に用意していった映像は、カルロス・ゴーン氏の年収が8億9千万だという内容のニュース。そこで、菅直人氏がゴーンさんを指し…

LJP: 外部性は民間で解決 by R. Coarse

僕も口蹄疫についてなんとなくいろいろと考えていたところ、平凡助教授さんからコメントをもらった。anacapさんがすでに答えてくれているが僕もちょっと書き加えたい。 http://theorist.blog6.fc2.com/blog-entry-193.html まずは外部性の問題。これはペスト…

これからはLJP サイトでも書きます

僕がこのサイトでいろいろと書いてきて、もう4年になるだろうか。これからはリバタリアン色の強い記事はLibertarianism Japan Project (LJP)で書いていきたいと思っている。今回の自己紹介文はhttp://c4lj.com/archives/292615.html です。 このサイトでも…

tesla がカッコいいです。

僕はガジェットを愛しているのと同じほどに、クルマを運転するのが趣味でもあります。 で、最近見たクルマで一番惹かれたのがテスラ・モータースのモデルSという12年発売予定のクルマ(http://www.teslamotors.com/models/)。みなさんも見てください。ア…

理性と知性の限界

先月、僕が本屋を歩いていると、高橋昌一郎さんの「知性の限界」という本を見つけました。2008年に僕は同じように本屋で見かけた、高橋さんの「理性の限界」を読んで、ひどく面白いと感じて、激賞の書評をアマゾンに書きました。 実際、僕は学生時代から…

自民党は変われるのか?

たまたま自民党の衆院議員である河野太郎氏の「私が自民党を立て直す」という本をもらったので、読んで見た。僕はこの手の議員の本というのは、ほとんど読まない。多くの政治家の主張する政策はバラバラチグハグで、読む価値などまったくない。 しかし、河野…

アメリカの検眼の強制

総じて日本は規制大国だが、アメリカでも同じような例はある。例えば、メガネをつくる際の眼科医による検査の強制は最悪だ。 春にメガネが壊れたので、しばらくはコンタクトを使っていたが、そのうち運転に支障をきたしそうになった。仕方なく20年ぶりにアメ…

TypeA さん、すいません。

今日 朝起きてメールをチェックしたら、anacapさんからのメールがついていた。何でもリバタリアンのブログサイトをつくるということで、小生も参加したらどうだ、ということだった。小生は基本的に、原稿依頼その他に対して積極的に行こうと思っているので、…