山中教授のノーベル賞は誠にめでたい話で、重要性も納得できるが、どうにも不思議なのは、なぜドリーをクローニングしたIan Wilmut が受賞していないのか?
オオサンショウウオの再生能力を見ると、両生類ではクローニングできるのは、まあなんとか理解できそうだ。でもボクが学生時代には、両生類クローンの62年から30年以上も経過してきていた。
当時、より高等なホ乳類などでは、体細胞のDNAに損傷が生じる(ようになっている)ために、ホ乳類の体細胞クローンは、不可能なんじゃないのかとか言われていた。
そこで、世界を震撼させたのが、Wilmut 博士であり、どう考えても、その後のクローニング技術の進歩は、彼の業績にまるまる乗っかっている。その彼は、どうしてノーベル賞を即座に取っていないのか???
あまりに不可解だが、あるいはキリスト教からの圧力があるのかもしれない。
が、こんなことでいいのか!?
科学史の観点からして、変過ぎじゃないかぁ、、、
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