さて ファーガソンの結論は、
「西洋文明は、現在、経済的に中国に追いつかれつつあり、近いうちに逆転するだろう。しかし、西洋の創りだした価値観の複合体、科学、法の支配、言論に自由、などは今後も輝き続けるだろうし、また西洋人はそうした価値観を、multi culturalism などの文化相対主義の行き過ぎによって疑ってはならない。」
というもの。ボクも同感。
3年前にもしばらくアメリカにいたが、その時の友人との会話を思い出した。ボクが白人アメリカ人に言ったのは、
「中国は近いうちに世界一の経済大国になるだろう。しかし、あの国には理念がない。人権も、自由も、科学も、ないないづくしで、誰も尊敬しないだろう。ボクのようなシナ人面をして、クソ孔子の教えを読まされたような人間でさえも、そう思っている。人間が、あるものを偉大だというためには、タダのカネだけではない、ideal が必要だ。」
もちろん今もそう思っている。孔孟の教えから、朱子学・陽明学は社会道徳と通念のクソの集合で、デモクリトス、ガリレオ、ニュートン、ガウス、カントール、ジョン・ロック、アダム・スミスなどの意義とはくらべものにならない。
えっ、なんですって? もちろん、いうまでもなく、ボクは単なる西洋かぶれのstupid simplistic idiot ですよ、as you have known lol