2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧
小生の母方は多胡という姓なのだが、 祖父は北原白秋門下で 児童文学「赤い鳥」でそれなりに活躍した人のようだ。 小生は父方の名を継いでいるので姓は違うのだが、 この祖父には小さい時、いろんな折に世話をしてもらい、 小学校まではにいつも相手をしても…
今日は縁あって「新オーストリア学派・・・」の著者である越後先生のお宅まで 木村貴さんとお邪魔して、いろいろとお話を伺った。 越後先生の本は、衒学的なところがなく、一途な学問への熱意が伝わり、 同時に新オーストリア学派の要諦がつかめる点で素晴ら…
今年は9月に阪大の西條先生と北大の山岸先生の学会に出てから 急にいろんな人と出会って勉強することが多くなって、 思えば帰国してから、いちばん忙しい年だった。 その中でも名古屋大学の大平英樹先生には感謝したい。 小生たちのような駆け出しの学者をも…
今日は名古屋大学での感情社会神経学会という学会報告を聞いていたのだが、 小生にとって新鮮だったのは神経科学の発表内容の云々というより、 論文内容、フロアからの質問ともに、 セロトニンなどの集団差と不安の差(e.g. Hariri, 2002 .)などを当然のこと…
今日ふと思い出したのだが、 確かフランス革命の末期にジャコバン派の独裁が続く中で、 「理性崇拝」の強制が行われたと記憶している。 もちろんこれは、当時の支配的宗教であるカトリックに対するものだが、 考えてみると、何とも言えず、奇妙なことだ。 な…
小生ははたまたま名古屋に住んでいるのだが、 スケートの浅田真央、安藤美姫、中野友加里とか、 多くのトップスケーターが出ているからだろう、 地元ではスケート人気が高まっているようだ。 今年、うちのチビは浅田真央の大ファンになってしまい、 いつもヨ…
D.フリードマンのThe machinery には、彼が講演会で 「Mercenery! (傭兵!)」と罵倒された後書きが書いてあるが、 これは、ある意味で無政府リバタリアンの疎外感を表わしていると思う。 小生は日本人であるし、平均すれば日本が好きであるが、 無政府主義…
デルタさんの「タッチする」という動詞なのだが、 小生の考える和英混淆文では、 「touchする」となるはずだが、 これはほとんどなさそうだと思う。 もっと難しい言葉から変わるということだろうか。 ところで、13年前に帰国した時に非常に不思議に感じたの…
nature, neruroscienceなどに載っている、Shreighoferと ATR研究所の銅谷、田中などによる共同論文では、 セロトニン動作系の神経が時間割引を決めているという。 セロトニン濃度が高いと、より長期の報酬を評価するようになるというのだ。 これは、確かに哺…
おそらく小生の思想をもっとも理解してくれているanacapさんの簡単な自伝を読んでいたら、 小生よりもはるかに直接的に無政府資本主義に至っているのが たいへんに素晴らしいことだと思われた。 http://anacap.jugem.jp/ リバタリアニズムという思想と生き方…