kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな前進、とコメントへの返答

今日はバスティアの6章について小さな進展があった。 もともと僕が訳していた英訳に加えて、別のサイトを発見した。 (といっても、前から読んでいたサイトだったのだが。バカな小生) ので、Malesuada fames について理解できた! Malesuada fames の訳に…

見えるものと見えないもの 6章:仲介人

さて、小生は一日に少しずつではありますが、 「見えるものと、見えないもの」を訳しております。 ところが、わからない文章もあって、ピンチもあります。 大体の場合は、 オリジナルのフランス語を(オンライン辞書と一緒に)読むと解決するのですが、 僕の…

アジア人と自由の価値

Ron Paul の「The Revolution: A Manifesto」では アメリカの世界130カ国にも及ぶ軍隊の進駐が財政負担となっているだけでなく、 9.11にも明らかなように安全保障にも悪影響を与えている、という。 のみならず、対テロ対策と称して、令状なしで国民の…

Ron Paul ”Revolution”

Ron Paul の Revolution 読んでいる。 あまり僕は政治家の本は読まないのだが、 ちょっと気分転換を兼ねて、買ってみた。 なるほど彼は真のリバタリアンである。 海外基地の撤廃、盗聴などの禁止、マリファナの合法化、などなど 多くの論点で納得できるし、…

見えるものと見えないもの 5章

日経に限らず、新聞を読んでいると、 この政策で??万の職が作り出される。 あるいは、??万の職がなくなる。 といった風にかかれるが、経済学に明るい人には釈迦に説法だが、 こういう表現は一般均衡の発想からはバカげたものだ。 ある種の職業につかなか…

見えるものと見えないもの 4章

その昔、大学に通っていた時、 どうしてマイケル・シャンカーなどのヘヴィメタのギタリストは 国の予算からまったく補助を受ける道が存在しないのに、 クラッシック・ギターの演奏者は 日本芸術大学に入って補助を受けることができるのかを強く疑問に思った…

Bastiat 見えるものと見えないもの

僕も43になったが、大学を出た後にブラブラして、 20年ちょっと前にカリフォルニアに住んだごく初期のことだ。 チリから遊びに来た25歳の弁護士と一緒に 英語の授業を受けたことを思い出した。 彼は今は45のはずだが、元気にしているだろうか。 当時…

human domestication and its resulting statism

「1万年の爆発」は、農業革命が起こってからの人類は、国家を作り、 それによって、支配者階級は被支配者階級を「家畜化」してきたため、 そして、支配者と被支配者は交配をしてきているため、 全体として、「親政府的」あるいは「親国家的」な人々が生き残…

irrationarility of the poeple

キャプランの指摘するように、確かに反市場バイアスというのは根深くあると思う。 ごく自然な感覚として、人々は「もうけよう」という意図をもって活動する人々が構成する市場を嫌い、 その意図において善意である(と少なくとも思われる)政府によるパター…