kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

日本の文化と女性の社会進出

こんにちは。

 

先日 大学で講演会があって、内容は「日本の女性問題」というようなものだった。ヨーロッパ出身の先生曰く、「日本ではレイプは多いが、報告されていない」、「AKBなどのアイドルは男女交際を禁止するなど、行き過ぎた契約を強要している」、「JKビジネスなどは女子学生の性的な商品化だ」、「これらの文化的な背景の結果、日本での女性の社会進出は、政治、ビジネスなど世界最低に近く、惨憺である」みたいな意見であった。

 

折に触れて、こうしたヨーロッパ人的な視点からの、日本文化批判を耳にする。あんまり関係ないのかもしれないが、マッカーサーも「日本は12歳の少年だ」と言ったとか言うしね。おそらくは日本人の持つ「甘え dependence」みたいな部分が、個が確立していないと感じられるのだろう。

 

特に現代日本のアニメカルチャー、カワイイカルチャーは明確に非ヨーロッパ的だ。そこでの女性像への違和感ということなのだろう。ヨーロッパ的な成熟した男女の恋愛を理想とすると、日本のサブカルチャーはどれもこれもいかにも未成熟、幼い、pedophiliaっぽい。アイドル文化って、そもそも10代のものだしね。

 

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こうした状況を多文化主義的な物言いから言い争うこともできるのだろうが、あまり生産的な気がしない。結局は、集団にはそれぞれに異なった経緯があって、ことなる遺伝子頻度やそれに伴う文化を発達させているだろう、と思うからだ。

 

あるいは実際に、日本のカワイイカルチャーは、「可愛くありたい」という女性の願いを増強することで、女性の社会進出にネガティブな影響を与えている可能性はあると思う。でも教育とかで、そうした基底的な文化が変化するようにも思えないのだが、、、

 

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最低賃金は確かに低いが、、

 一般に新古典派経済学では、最低賃金を引き上げると、より多くの失業が生じるということになっている。もちろん、生産性が向上するわけはない。

 

ところが、著名評論家のアトキンソンによると、日本の生産性が低いのは中小企業が多いからだという。最低賃金引き上げをすれば、そうした非効率な中小企業が一掃される。最低賃金の引き上げことが日本に必要な措置であり、生産性はまだまだ上がるのだという。

 

日本の場合は、個人の生産性は先進国でもかなり高い(と見積もられている)のに、経済のレベルでは最低レベルになる。これは最低賃金程度しか支払えないような生産性の低い中小企業が、多くの労働者を雇用しているからだ、というわけだ。

 

toyokeizai.net

 

さて どう考えたものか? 

 

そもそも日本に中小企業が多いのは、中小企業基本法などによってやたらと小規模な会社が保護されているからだ。厚生年金加入義務もないし、奇妙な中小企業のための金融機関(政策金融公庫)はあるは、中小企業庁なんてものまである。要は、生産性の低さにも関わらず存続できるような、多様な制度があるのだ。

 

最低賃金を上げれば、確かに最低賃金よりも生産性の低い雇用は禁止される。けれども、だったらそうした仕事は“雇用”ではなくて、形式的な個人事業主に“外注”されるようになるだけじゃないだろうか?

 

正直なところ、僕は最低賃金引き上げにそれほど反対でもない。しかし、なんで そもそも中小企業を優遇する必要があるのか?? 小さな会社の社長が増えて、メルセデスBMWが経費で落ちるようになるのが、そんなに望ましい社会なのか??

 

中小企業庁なんて官僚組織は、まったく必要ない。法的な保護がなければ、競争力のない会社には市場から退出してもらえるのだ。そういう一番かんたんなことをみんな忘れてるよ。

 

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学者でも戦力外通知だよ

こんにちは。

 

先日 小生は久しぶりに大学のクラス会に出ました。驚いたのは、銀行などの大手に勤めていた友人の多くが子会社に出向していたこと。う~ん、感慨深いなあ。もう自分もそんな年なのかあ~~ あとは、半分くらいが親の介護について話したことも、人の一生というものが同じような軌跡を描くということを痛感しました。

 

さて地銀はすべてSBIの傘下に収まりそうです。金融業はほとんどIT企業に変化する形で存続するが、土地の抵当権の設定みたいな法務中心の、これまでの銀行員がいらないのはよくわかります。

 

diamond.jp

 

当たり前といえば、当たり前の話ですが、、、

 

さてマネジメントということでなければ、50代というのはつまりは一兵卒としては戦力外というわけです。これは本当によく理解できる。だって僕も授業をしても疲れるし、論文を読む気も起きないし、完全にガラクタだもの(苦笑)

 

賃金と生産物が対応していないのは仕方がないとして、組織に迷惑をかけずにどこまでやれるのか?? まあやれるとこまでガンバリます。 

 

石油の出るアラブ諸国がなぜ貧しいのか?

こんにちは。

 

いつもやたらと長い時間をドライブしているので、BBCラジオを聞くことが多い。それでアラブ諸国のデモの話が特集されていたので、今日は超シリアスな話を展開してみよう。

 

イラクレバノンアルジェリアなどのデモでたくさんの人が死んでいる。そうした国を見ていると、石油からの多大な収入があるのに、国全体は貧しい。インフラの整備などによって国民には渡らずに、一部の独裁的な権力者が私腹を肥やしているのだ。

 

汚職というのは、どの国でも蔓延していることも間違いないが、Corruption Perception Index (PCI)を見ると、HDIなどと同じで、世界のすべての国で頻度が一様なわけではない。例えば、誰でも想像できるように北欧諸国などはとても汚職が少ないし、実際に地球人の全員がそれを知っている。

 

 

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world corruption index

 

さて、CPIは国民の平均IQと0.6 - 0.7程度に相関している。大きな例外は(ヨーロッパ人の民主主義理念を大胆に否定している)中国なのだろうが、他の国では、ほとんど一致しているのだ。

 

 

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個人的な経験からすると、知的な人間の人格が優れているということはないように思う。(高学歴な人間ほど人格も優れているみたいな、中国儒教の教えにはヘドが出る。)とはいえ現実には、権力者や役人、政治家の単純な身びいきは、知的でない人々ほど許容しているようだし、実際に実行もされている。日本でもそうだろうが、世界的にも同じ傾向なのだ。

 

おそらく、収賄というのは贈賄者がいるから、成り立つのであって、水心あれば魚心ということなのだろう。(王政に反対するジャーナリストを惨殺するサウジアラビアもひどい。なんで日本の政治家は、そうしたことを取り上げないのか?? そんなに石油利権が大事なのか? どこからでも石油なんて輸入できるじゃないか? )

 

現実の政治のもつ自己中心主義という部分は、政治の本質でもある。仕方がないので、ボクは無政府主義者なのだが、それにしても、そうした身ビイキは途上国ほどひどいのは疑いない。

 

残念ながら平均的なIQが90に届かない国で、機能している民主主義を維持している国はほとんどない(インドぐらいのようだ)。権力者による独裁と、腐敗、汚職が万円するのが人間社会の常態なのだ。おそらく民主主義や、あるいは権力者による汚職の自制というのは、権力者である自分と、権力を持たない相手がある程度は平等であるし、なくてはならないという、政治的・哲学的な「理念」を共有しなければ成立しないものなのだろう。誰だって、自分が実際に権力者になれば、できる限り自分の好きなことをしたくなるものだから。

 

この話題はこの短いブログにはシリアスすぎる。人類に大きな課題を突きつけていることは間違いないのだ。発展経済学のノーベル賞が、実はまったく無意味であることが理解できる人は、下の本で確認してみてもらいたい。

 

IQ and the Wealth of Nations (Human Evolution, Behavior, and Intelligence) (English Edition)

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ヨーロッパで、夏時間がなくなるらしい。

 

これはとても結構なことで、夏時間にはネボスケの僕はアメリカでもとても困っていた。まあ小さな時差ボケのようなものが起きてしまう。

 

1時間の変更で、心筋梗塞も増えるし、自動車事故も増える。工場での事故も増えているようだ。いろいろと健康リスクが大きすぎるということが、ビッグデータが整備されるに従ってわかってきたのだ。こうした人間の健康中心という態度への変更は、実にスガスガしい。

 

(ちょっと調べてみると、夏時間を採用したのは第1次世界対戦時のドイツだという。戦争によって生産を拡大したいので、照明電気のいらない時間を利用しようとしたらしい。イギリス・フランスもこれに続いて、ヨーロッパ人は夏時間というものを20世紀全般に次第に広く採用するようになったというわけだ。)

 

なんか僕が若かった頃には、日本人ももっとアフターアワーを楽しむために、夏時間にしろ、とかいうような意見もあったが、止めておいてくれてよかったよ。日本人は何を決断するのものろいから、永遠に不合理な制度が続きそうなのが怖い。

 

似たような話には、日本の歯科医療という問題があって、日本では「削る」というのが普通すぎる。削れば削るほど、80歳時の残存本数も減ってしまう。スウェーデンの80歳は24、5本の歯があるのに、日本では10本ほど。(下のグラフの数値は多分、数年から10年前のもの。)もっと予防歯科に点数を回して、反対に削ることには医療補助を与えずに高額にすべきなのに、そういったスウェーデン型への改革は、日本歯科医師会などの反対もあって絶対にできない。

 

 

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社会が成熟するというのは結構だが、政治制度は既得権益中心で硬直的にすぎるということなのだろう。ハンコも漢字も続ける不利益は明確なので、もうヤメてもらいたいんだけど、、、まあ次のマッカーサーの登場までは止められないだろうなあ。

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老人による若者の収奪

そういえば、老後の資産に2000万円が必要だとかいうような試算が話題になった。

 

それで、思い出したのが、先日同い年の友人と話したこと。

 

この年になって何が怖いかって、長生きリスク。老後にいくら必要かという問題にしても、結局は自分がどこまで生きてしまうかがわからないから、問題なのだ。誰でも80歳、90歳で打ち止め、というならメンタルな不安感は解消するだろう。

 

 

さて、どうすればいいのか??

 

 

どこかのトンデモさんが主張しているように、「死ぬ権利」を認めれば良いのだろう。これはかなりマトモな意見だと思うのだが、、、

 

 

もうこれ以上は金もないし、生きていたくもないとかいうなら、自分で死ぬ時期を選ぶことも可能にしてもらいたい。そうすると、人権左翼が主張するように、安楽死を選ばなければならないような社会的圧力が生じるのだろうか?? そうならそうで、仕方がないように思われる。

 

 

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これだけ若者よりも老人が多い社会構成なのだ。少数の若者から収奪して、多数の老人が生きのびるのが、果たして公正な社会たりえるのだろうか?? 

 

 

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デザインあれこれ

さてクルマのヘッドライトがLEDになって、デザインの幅が広がったということらしい。

 

プジョーのデザインは、以前からネコちゃん系の顔だったのが、ここに来て激しくそうなった感じ。新しい208なんかは もろにチータ

 

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マツダ猛禽類という感じか。

 

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ホンダはロボットか、複眼昆虫か。

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いろいろな好みが反映されるというのは、楽しくて良いですね。