kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ありそうな3度の気温上昇

さて、アーリックの議論の4番は地球温暖化だ。 懐疑主義で有名な気象学者であるパトリック・マイケルズの 「Satanic Gases(悪魔の大ぼら)」を議論を俎上にのせ、 結論としては、1、地球は確かに温暖化しているようだ 2、それは人間のCO2排出による。 …

遺伝的傾向

先のポストは論理が脇道にそれてしまったが、 つまり、ゲイの遺伝子なり、殺人の遺伝子なりがあったとして、 それを持ちながら、そういう活動をする人間の道徳的な非難は より強くなるのか、あるいは弱くなるのか という議論の立て方がひっかかったのである…

ゲイの遺伝子

アーリックが検討した最初の説は 同性愛を引き起こす遺伝子があるという命題だ。 これは一卵性双生児の一致率が、 二卵性よりも高いkとから予測できる。 現在の候補となっている遺伝子がそうなのかどうかはさておき、 トンデモ度は全くないと結論している。…

トンデモと人はいうけれど

7月ににロバート・アーリックによる『トンデモ科学の見破り方』を読んだ。 著者は物理学者だが、物理学以外も含めた9つの、常識に挑戦する学説をとりあげて、 それらの可能性を科学的に検証するというものである。 いわゆるトンデモ本では、まったくない。 …

ナノテク? AI?

1、遺伝子工学は受精卵細胞の時点で遺伝子の一部、 あるいは全部を変更できるから、 発生の段階で望みの人間を作り出すことになる。 小生の考えでは、これは完全にありだろう。 Silver の Remaking of Edenでも描かれるように、 おそらく、近いうちに人間は…

The pianist

今日はポランスキー監督の「ピアニスト」を見た。 この手の作品は「シンドラーズ・リスト」もそうだったが、 人間の暗い面、光の両面を見せてくれる。 しかし、暗澹たる気持ちになったのも事実で、 確かにナチスのユダヤ人虐殺というのは残念な事実だと思う…

すべてが安価になれば

昔からSFでは食べ物や衣服などが合成されるのが定番だった。 未来少年コナンでも、インダストリアの食べ物は工場で作られていた。 さて、現在でも30%しかいない、農工業従事者がいらなくなるのなら、 人間は何をするのだろうか? あるものは、自分のク…