kurakenyaのつれづれ日記

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なぜ睾丸が体外にあるのか?

こんにちは。

 

哺乳類の発生はメスが基本で、胎児期にアンドロジェンのシャワーを浴びるとオスになる。どの教科書にも書いてあるミュラー管やウォルフ管が変化していくのだ。

 

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さて、睾丸は初期には体内で形成されて発達につれてだんだんと下へと下がってくる。下がらずに生まれた場合は停留精巣と呼ばれているが、今調べてみると新生児の5%ほどになるらしい。半年後には1.5%に低下するから、そんなに心配はいらないらしい。

 

さて、人間が生殖活動を始めるのは早くても、12歳くらいからだから、そのときに降りてくる方が合理的ではないのか??

 

そもそも論になるが、なぜ哺乳類のオスでチョー大事な器官である精巣が外に飛び出しているのかといえば、低温を維持することで遺伝子の変異を抑えるためだとしか考えられない。実際、睾丸を蹴られると、死ぬほど痛いのは、直接の子孫を残すことがそれだけ重要だからだ。

 

と考えると、12歳くらいまでは体内に隠しておいて、守っておいたほうが良いのではないか? という自然な疑問が生まれる。

 

ボクは寡聞にしてそういう哺乳動物のオスの話を聞いたことがないが、誰か知っていたら教えて下さい m(_ _)m

 

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