kurakenyaのつれづれ日記

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恐竜はなぜデカい?

こんにちは。

 

今日はYoutubeから、Animal Planetの恐竜の動画をススメられたので、いくつか楽しんだ。

 


www.youtube.com

 

さて恐竜は30トンにもなるやたらとでかい草食野郎や、あるいはT-REXみたいに5トンから8トンにもなる肉食のやつもいた。これって、ゾウとか、あるいはトラよりも桁違いに大きい。だいたいのところ、10倍くらいの体重差がある。

 

滑空飛行をしていた翼竜にしても、対応する現代の生物種であるコンドルよりもはるかに大きい。(とはいえ、シロナガスクジラは首長竜よりもかなり大きいのだが、、、、、)

 

でも、なんでだろう?

 

すぐに思いつくのはCope’s ruleというやつ。これは「生物種は、だんだんと経時的にでかくなる」という簡単なもの。彼はダーウェン進化を理解していなかったので、定方向進化を考えていたのだが、、、それでもダーウィン説からも、つまりは大きい個体が有利になるので、集団は巨大化し、小さな個体に適したニッチェは別の種によって占められるようになるというふうに解釈することができる。

 

恐竜は1億5千万年繁栄したが、哺乳類はまだ6500万年。だから半分にも届いていない。とすれば、これからも、まだまだ大きな哺乳類が出てくるとも考えられる。

 

(だが、実際にはこれは起きないだろう。だって地上のすべてを人類が制圧したからには、巨大動物が進化するための広大な草原や森林、砂漠などは農地になってしまって残っていないんだから。)

 

さて、もう一つの理由は、中生代のほうが新生代よりも平均気温が5度ほど高かったために、より多くの植物が繁茂して、それを食べる草食動物(肉食動物)も巨大化できたというもの。多分、こっちの方がありそうなのかと思う。

 

他にも、最大の動物の大きさを養うべき大陸の大きさが、現在は小さいという説もある。当時は大陸がつながって超大陸になっていたので、より大きな動物が出現したとも考えられる。

 

うーん、どうなんだろう? いつか恐竜と理論生物学の専門家に聞いてみたい。

 

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