こんにちは。
今日は夜にNHKをなんとなく見始めたところ、チェコの大統領だったヴァーツラフ・ハヴェルの活動が特集されていた。
もともと劇作家であったハヴェルは、プラハの春以降の20年間を反体制=自由主義に捧げた人物だ。
実はボクはこの人のことを、東欧崩壊以降もまったく知らなかったのだが、2008年のモンペルラン・ソサイエティが東京で開催されたときに、たまたま基調講演者の1人だったので知ったというわけだった。「すべての国家福祉制度は隷従への道である」とまで断言していたのに驚いた。そんな事を言う政治家がいるなんて、、、、
さて、これに似た話には、グルジアと呼ばれていたジョージアの政治改革がある。ジョージアでは所得税制では累進課税がとられておらず、20%に固定されている。その他の国民負担を高める制度には、国民投票が必要にもなっている。
つまり、旧社会主義諸国では、かつての国家的な圧政と精神の不自由、利益団体の保護が福祉の名目で行われることを知っているということなのだ。
日本は高齢者が溢れて、ますます若者の所得を老人福祉に流し込みつつあり、それが当然だと考えられている。けど、本当か?? 自分の治療費くらいは60以降は全額自己負担、あるいは民間保険制度でカバーするべきで、若者から搾取した税金で治療を受け続けるというのは、それこそ不公平・不自由というものだ。
人任せの人生は日本人の得意技なんだろうが、最後くらいは自分で決めたらどうだろうか?
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