こんにちは。
昨日は救国シンクタンクというところで、いろいろと話しをしてきた。主に自由主義的な経済政策の話。
で、そこに若手経済学者として柿埜真吾さんもいて、彼の著書をもらった。
この本は実は前にパラパラとめくったことがあったが、帰りの新幹線で読んでみた。内容的には、ボクの経済学理解と、ほとんど同じ論理+知識なので、速く読めてしまう。それにしても読みやすいのは、やはり著者の筆力が確かなものだから。
主題は、「人新世」への批判+自由主義経済学。人新世そのものがインテリの陥りがちな妄想、空想、あるいは単なるおとぎ話なのだが、それにしてもここで展開されている批判は読みやすく、わかりやすい。自由と資本主義経済が、いかに一体不可分なのかを十二分に説明している。
オススメです。
柿埜さんは「日本経済とフリードマン」という本も書いているので、また近く読んでみたら報告します。
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