「池袋ウェスト」の話をしていたら、そういえば似たような感覚を映画に感じていたことを思い出した。確か、以前に「ブラッド・ダイヤモンド」の感想を書いたんじゃなかったか?
この映画について自分が2013年に書いているということは、それ以前に見ていたということになる。このディカプリオが演じている南アフリカ白人の元傭兵のストーリーは良かった!! それで一昨年だったかに、アマゾンプライムでもう一度見た。
世界に絶望している傭兵くずれが、結局は友人を守るために犠牲になるというような話。暴力と殺戮が当然の世界で、しかし仲間を守ることになるという人間性の発露。
こういう自己犠牲や友情はしかし、集団間で常に戦争をしていなければ進化したはずがない。こういうメンタルに感動することそのもの(特に男のほうが強いだろう)が、逆説的に集団間の淘汰の圧力が人類史においてとても強かったことを証明しているのだ。
オレはお前を守る、死んだら息子を頼む、vice versa! という、実に人間的で感動的なメンタルは集団感の殺し合いからしか生まれないなんて、、、
これが現実世界の皮肉じゃなくて、何なのか??
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