こんにちは。
ちょっと授業時間の合間に図書館に行ったら、成毛眞さんの『2040年の未来予測』というのが置いてあった。ので、1時間でサクッと読んでみた。
結論としては、この本はベストセラーであるにもかかわらず(というか、だからなのか)、驚くほどに内容がない!! というか、ものすごく薄くて、おそらく日経を普通に読んでいる人にとっては、何のエクストラな情報も得られないことは間違いない。
おそらく「普通の人」にとっての総花的なまとめとして売れているのだろう。ヴィジュアル的には、いくつか挟まれているイラストというか、図というかは確かに今っぽいのは良いのかもしれない。
それにしても、遺伝子治療やGMO、ドローンタクシーが普及するというマトモなシナリオを前半で提示しておきながら、後半では、世界の食料がなくなるとか、水の取り合いになるとか、完全に矛盾した未来を提示できるのはオワライだ。なんか、短期的には明るい技術が見えてきたが、長期には暗いというのは、新聞程度の薄い記事の読み過ぎだろう。
ということで、申し訳ないが、まったくオススメできない。というか、完全なる時間とお金のムダ。ボクも(ジジイになって有限な)1時間を損してしまった。
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