kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

コロナそんなに怖いのか?

こんにちは。

 

今回のコロナでは、左翼的な人や新聞・テレビなどのマスコミが「営業停止のさらなる厳格化」を求め、新潮やプレジデントなどの保守的ビジネス誌は「危機感を煽り過ぎている」というような意見の対立がある。

 

これも当然か。

 

そもそも左翼は営業の自由、経済活動の自由を重視せず、精神や表現の自由ばかりを強調する傾向があるから、こうした対立は納得できる。あとは新聞やテレビは既得権益層であり、コロナ危機から守られているし、Bad news sellという言葉のとおり、悪いニュースのほうが何かと自分たちの重要性のアピールに都合も良い。

 

こういう潜在的な利益の対立は、個人のリスク選好の問題と絡んで複雑になっているのが難しい。それにしても、日本だけでもインフルエンザでも毎年1万人以上が死んでいるのに、コロナで4000人が死んだことがそんなに大きなことであるようは思えない。

 

カーネマンなんかも書いているが、つまりはフレーミング効果だろう。インフルエンザの感染者数はわからないのに、2類の感染症に分類されるコロナは、感染者数が毎日報道される。

 

「感染者が何人」というあまり意味のない報道はやめて、「死者はこれまで何人、毎年のインフルエンザでは何人」というように、もっと比較対象として意味のある報道にしてもらいたい。(民間医療機関が患者を受け入れていないというエゴの問題はさておき、)この深刻さの捉え方の問題は一部の医師も指摘していることで、そんなにおかしな主張ではない。

 

president.jp

 

そうすれば、もっとマトモな判断ができるだろう。同じ意見はここにも。

 

www.dailyshincho.jp

 

人はだれでもいつか死ぬ。期待寿命が85年から84年に1年縮むことがそんなに重要なのか?? ボクは1年早く死んでも、マスクを監視されずに外出したり、自由に旅行したり、コンサートに行ったりしたい。

 

_