kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

インテリの女性自身とは?

こんにちは。

 

今日は近所の喫茶店でダラダラしていたところ、週刊朝日がおいてあるのを発見しました。「ありがとう ジャニーさん!」なんて、ジャニーズ事務所への評価がちょっとポジティブにすぎるでしょう。新潮読んでるような普通の野郎たちは、(おそらく羨望もあって)ジャニーズ事務所をよく思っていないと思います。

 

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つまるところ、この記事に限らず、朝日新聞社支持者のコアは確かに左翼のインテリなのだろうけれど、最近はアエラも含めてあまりに「女性的な視点」が強すぎ。なんか 高学歴の「女性自身」というか、「女性セブン」がインテリになったというか。。。まあ 「これまでの政治経済関係の雑誌なんて 男の視点が強すぎただけ」とも言えるのでしょうが。

 

 

もっと一般論にいきましょう。

 

戦後 女性参政権が世界の主流になると、2つのことが起こりました。一つは政府の肥大化で、これは福祉国家の誕生ということです。女性参政権と福祉政策の因果関係については、確かJohn Lottなんかが主張しています。こうして現実の社会ではどういった理由であれ、貧富の格差が生まれますが、それを再分配するのが当然ということになったわけです。

 

 

もう一つは、世界から戦争が激減しただろうこと。これも因果関係には論争がありますが、まず間違いないでしょう。

 

 

男という存在は、そもそもの生まれからしてリスク戦略です。大きな成功の可能性と、惨敗の可能性を同居させているのが オスという戦略です。テストステロンもそういう方向で働いています。オスが政治を決定すれば、戦争をするし、再分配には抵抗するだろうが、メスが決定すれば、殺戮は減って、資源配分は均等化するでしょう。

 

おそらく社会哲学的な基礎なんてものは後付けにすぎなくて、もともと直感的な正義感覚が異なっている。だから理屈はどうあれ、結果としては有権者の選好はきちんと反映されているに違いないのです。

 

最後に オスとメスというのは表現型の違いでしかないのですが、集団間には(多少なりとも)遺伝型の違いがあります。どこかの社会は左翼的で再分配に熱心だが、別の社会では放任的で自己責任的であることが考えられます。もしそうした行動戦略の差を生み出すような遺伝子頻度が本当に存在するとしましょう。そうした思考回路は、おそらくリスク戦略と関係しているはずです。裸一貫でゼロから新世界に渡った人間のほうが、結果の不平等を許容すると考えられます。それっぽいが、本当にそうなのか?? 今後の行動遺伝学の進展を待ちたいものです。

 

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