流体力学というのはフシギな分野だ。一見、何もない方が抵抗は弱まるようにもおもうが、実際のマグロなんかには、無数の小さなヒレが付いている。水族館に行くと、ホントウに魚が複雑な外形を進化させてきたことが分かる。水中を100キロで泳ぐためには、無意味なものなんて、ないんじゃないかと思う。
こうしたヒレが整流効果を高めているのは間違いないが、それはつまり、泳いでいるときに効果的に水の流れを切るということなのだろう。間違い得ていたら、すいません。
なんかよくわからない部分もあるが、そういう意味では、最近のクルマ、例えば、ニッサンのノートや、新しいノアなんかのリアランプの部分にも、空気の整流のヒレがついてきたのは興味深い。
いろいろともっと生体の構造と、その進化に学ぶことはあるということなのだろう。
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