kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ダウンは暖かいものだが、、

こんにちは。

 

さて世の中の話題と逆行して、元気に行きましょう。

 

なんか昔からフシギに思っていたことの一つは、「なぜ 高級ブランドはダウンを使うのか?」というもの。少し前に流行ったモンクレールにしても、最近のカナダグースにしても、どうやらダウンこそが最高の防寒素材だということらしいです。(もちろんダウンの布団も軽いし、温かいということで大人気です。)

 

これを否定したいというほどはなくて、実際に「40億年の進化の結果としての羽毛は、現実的な断熱素材として最高である」、というのは不可能ではないかもと思っていました。実際、The North Faceのやたらと分厚いも持っていて時々着てもいます。しかし、あまり外での仕事のないボクには、分厚いこともあって、それほどありがたみが感じられませんでした。

 

さて、こうした疑問などもあって、以前から宇宙断熱素材であるエアロゲルには注目していました。先日 この素材でアウターを作るというクラウドファンディングが昨年から実現しているを知って、遅ればせながら参加してみました。

 

 

 

ダウンをこえる断熱というのは興味深いです。着てみて良かったら、また今年の12月頃には使用感を報告します。

 

さてダウンを取るために大分たくさんのグースが飼育されているようです。グースというのは肉も美味しいので、ダウンの需要がなくなっても飼育され続けると思います。これは牛などの皮革が、肉に比べると10%にしかならないとの同じでしょう。

 

でも最近は多くのハイブランドで毛皮は取り扱うのを止めています。ステラ・マッカートニーから始まって、プラダやグッチなどがreal furは使わない宣言をしています。こうした動物の権利運動も高まっているのかと思います。そういえば、30年ほど前には、銀座にエンバというミンクやフォックスなどの毛皮専門店がありましたが、今ではなくなったようです。大学時代に友人と、「あれはグリーンピースからテロを受けるんじゃないの?」と話していたことが思い出されます。

 

ともかくも、エアロゲルが本物ならぜひともそのスゴさを見てみたいものです。4センチのダウンと3ミリのエアロゲルが同じ断熱性を持つなら、これからは住宅にも使えるだろうし、未来はより住みよいものになりそう。

 

大いに期待してます。

 

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