kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

戦国 堺の鉄砲生産

家族の関係で、堺のロイネットホテルに泊まっている。ここ堺は 戦国時代 半独立寡頭政治が行われていたという。千利休だとかのアーティストもいたっけな。。。


ところで、戦国時代の終わりに、ここ堺が世界で一番の鉄砲の生産地であったことは、余り知られていないように思う。種子島への伝来から、わずか30年も経たない、世界一の規模、性能の鉄砲生産地であったというのは、現代の自動車の生産状況にも通じるところがある。


http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/kokusai/koryukaigi/rekishisasshi/sakaiju.html


そもそも、世界の自動車・バイク・家電メーカーの中で、日本のメーカーは多すぎる。トヨタニッサン、ホンダ、ソニーなどのメジャープレイヤーもいるし、マツダやスズキ、ヤマハ東芝、日立、パナソニックなど、あまりに多い、多すぎる!!


ボクはこの事実は、東アジア人のIQと開国の時代の偶然の一致だと長い間考えてきた。が、ここ数年はもうそう思っていない。


おそらく、日本人にはslightlyではあるが、モノを作ることに遺伝的なアドバンテージがあるのではないか。それは104という(中国人・韓国人よりもわずかに劣る)IQと、同時に中国人・韓国人よりもわずかに権威や常識に従わないという、二つの性質の交点として、日本という島国に類を見ない、工業文化を生み出しているのではないのか??


こうした単なるspeculationを超えた考察を、どこかで書いてみたいと思っている。なお、ボクの不道徳な研究が、無事 Elsevierから出版されることになりました。どうぞ みなさん、かなり苦労してつくったカラフルな図を見て、楽しんで下さい。


http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160289613000949