先日、友人と代官山の蔦屋書店に深夜に見物に行ったところ、とても瀟洒な図書館という風情に驚いた。近所のチェーン書店とは偉い違いだ。おそらく、この程度のソムリエチックな部分がないと、アマゾンとコンビニに挟撃されて書店の立ち位置はなくなってしまうことがよくわかった。
わりとマニアックな本も多いなか、ゼロ戦つくったエンジニアが主人公という「風立ちぬ」に関する書籍が目についた。ところで、
http://www.sanspo.com/geino/news/20130814/sot13081420100004-n1.html
ということなんだそうだ。この禁煙学会の文句はあまりにキミョウで、
http://www.j-cast.com/2013/08/14181507.html
の意見が自然というもの。
その昔 石原慎太郎、裕次郎の「太陽の季節」を見たところ、その暴力性の賛美、にもかかわらずブルジョワ崇拝的(慶應ボーイ)な当時の大衆文化に、驚いたが、当然に共感することもなかった。まあ、暴力というのがそれだけ一般的だったという程度のことだ。
タバコなんか、死んだバアさんが「お前はえらいのぅ、三郎(オヤジのこと)なんか中学から吸っとったが」とボクのことをよく褒めてくれていた。そんなオヤジも肺気腫になって、タバコをやめているから、いいもんでもないだろうが、当時はそれだけ普通だったということなのだ。
どう考えてもジブリに影響されるようなヤカラが、タバコを吸うようなタイプだとは思われない。禁煙学会も、WHOも専任職員を抱えて、役人組織になるから、ムダなことをやり始めるのだ。