kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

お前はもう死んでいる

今やWikileaksが反国家勢力の中心となっているのは明らかだ。CIAから情報を漏らしたスノーデン氏は、アメリカから身柄引き渡し要求を受けている中、ロシアへ渡った。


http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130624-00000051-biz_reut-nb


なんという事だろう、どうしてスノーデン氏のような善良な人格者が犯罪者に鳴らなくてはならないのか??


国家というものがある限り、さらには、現在のアメリカのような干渉主義的な国家がある限り、こうした悲劇は繰り返されるだろう。


ということは、やはり無政府の方向に近づくべく、他国への干渉を止めて、同時に外交機密などという概念自体をなくすべきなのだ。それなのに、多くの共和党員は、むしろテロを未然に防いだことを称えるべきだという。これでは埒が明かない。


ボクがこうしたことを聞くたびに思うのは、日本・中国・韓国の関係も似たところがあること。互いに軍備を拡張しつつ、侵略の意図はない、自衛のためだ、といっても誰も信じないということ。自衛のためだ、といいながら、どんどん凶器を用意する隣人を不気味に思わない人間がいたら、それこそオメデタイし、あり得ないだろう。


なぜ、同じ事を国家に対しては除外するのか? なぜ、「戦略的外交」などという佐藤優みたいなヤカラが多くの支持を集めるのか? 


残念なことに、結局、我々の神経回路も進化の産物だ。そのトラップから、論理を使って逃れることは、社会問題についてはできないとも考えられてしまう。そういう可能性はあるが、ではなぜ、啓蒙時代の楽天主義者は「民主主義」などという無謀な主張を繰り返したのか?


D.フリードマンが言うように、啓蒙主義者たちも、あるいは社会主義者たちも、驚くほどに楽天的だったことは間違いない。そうした精神が、王制を支持する保守主義者たちを倒してきた。


これがフシギでしかたがないなんて感じる自分は、もう死んでいる アベシ!!






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