kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

法の支配だと! クダラン ムイミィィーー!!

今日は、Lynn and Vanhanen の第3作である「Intelligence; A unifying Construct for the Social Sciences」を読んでいた。


http://www.ulsterinstitute.org/intelligence.html


内容は ここ10年の二人の2つの共著と同じで、IQが高い国は、豊かであり、民主主義が確立し、犯罪が少ない、というもの。


結局のところ、遺伝的な決定論に近いのだが、ボクなりに思うのは、民主主義とは何か? あるいは 法の支配とは何か? ということ。


民主主義は、投票によってリーダーを決める制度である。これがフシギなのは、なぜ 最初から実力ではないのか? というといに答えていないことだ。つまりは、どれだけかの平等主義の産物であることは間違いない。 なにせ、物理的な暴力を支配するものが、リーダーではないのだから。


同じように、法の支配もキミョウな考えだ、物理力=軍隊を支配するものが、それよりも高次な形而上の概念に束縛されるなんて!!


ということで、アフリカ諸国やイスラム、東南アジアでは なぜ民主主義でなくて、法の支配でもなくて、軍による独裁支配が横行するのかを、非常にわかりやすく説明している。


あるいはかつての日本や、今の中国でも、軍=支配者=独裁者であったのは、古代の天皇 → 将軍でも全く同じだ。アジアには、秦の始皇帝以来、何の進歩もない。あったのは、単なるクソ儒教による現状肯定のみ。


ということで、ボクは今日も大分ザンネン気分だが、まあボチボチやることにしたい。


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