昔、兄の買っていたオカルト本コレクションの中に、庄司浅水という人が書いていた「世にも不思議な物語」というシリーズがあった。そこには、当時の科学では説明できない、いろんな奇妙な話が載っていて、実に恐怖感があふれていた。
例えば、人体自然発火。
これは、人が突然に燃え出して、自分だけが燃え尽きてしまうという現象だ。イギリスだけでもひじょうに多くの実例が報告されていたという。
中学生の頃は、ホントにフシギなこともあるもんだ、なんなんだろ?と思っていた。その後、大学時代に早稲田の大槻先生が、彼がすべての超常現象について説明したように、この現象もプラズマのせいだと主張していた。当時の僕は、そういった話はヨタ話ではないか、という程度に感じていて、その真偽についてはあまり考えたことがなかった。
先日、この現象はwick effect というもので、すでに解決済みだということを知った。(やたらと遅まきですいません)
http://www.gizmodo.jp/2011/10/post_9452.html
なんでもそうだが、フシギなことはあるもんだ。でも、これがプラズマではなくて、(どこか別に聞いた説明なのだが)常温核融合とかではなかったのもまた興味深いなぁ