kurakenyaのつれづれ日記

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インド人技術者の増加

久しぶりにカリフォルニアにいて感じたのは、インド人がやたらと増えていること。けっこう、どこにいてもサリーを来た年配の女性がいたりして、ちょっと不思議な感じがする。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオから、近所のショッピングモールと、どこに行っても、それなりに出会う。かつて90年代には、こういう感じではなかったと記憶している。


サリーを着ている女性はほとんどが50-60代くらいのようだが、夫と一緒にいて、さらに明らかに息子家族といった感じの若い子供連れの夫婦と一緒に、出歩いているという風だ。女性が民族衣装を着ているのに、男性が西洋風の普通の服をきるというのは、どこの国でも同じなので世界的な傾向だと思うが、女性のほうが着るものへのこだわりが強いからなのだろうか。年配のインド人夫婦が移住してきているのは、おそらくプログラマーである息子の家族と暮らすためだろう。ここ15年の間にはITバブルもあって、多くのインド人がアメリカに移り住んだということなのに違いない。そういえば、市川でもインド人は増えている。


誰であれ、やる気と能力のある人間は自分の幸福を追求するために、どこへでも移住して活動するべきだと思うし、それが可能であるのは誰にとっても望ましいことだと思う。その昔、よそ者のマイノリティとして生きてみると、そのよそ者もまた同じ人間で何らかの形で幸せになろうと生きているということが、自分自身のこととしてよく分かった。それから、いろいろなエスニック料理を食べられるようになるのも、また良いんじゃないだろうか。