kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

小生の祖先はどこからやって来たのか?

たまたま今日知ったことは、
アメリカの常識では、広く黒人だと言うことになっている
タイガー・ウッズの先祖についての話。


彼の父がグリーン・ベレー出身の黒人であると言うのは良く知られているし、
母親がタイ出身であることも知られているので、
僕的な理解では、彼は父方から黒人とどれだけか白人、
母方から中国人、タイ人の子孫なのだと思っていた。


詳しい話によると、父はアメリカ黒人が半分、アメリカ・インディアンと中国人が4分の1、
母はタイ人が半分、ヨーロッパ白人と中国人が4分の1なのだそうだ。
そうするとHeterosisもあるはずで、そういったところに強さがあるのかもしれない。


日本人に限らず、多くの民族でイトコ婚というのがあったようで、
マリノフスキーなどの人類学者があーだコーダかいていたと思う。
総じてしかし、イトコ婚から生まれた子どもは背が低いとか、
その他の不利益が生じる。


というわけで、hybrid vigor 雑種強勢というのは大きいのだろうと思う。
Jensenの The g factor にもそういった話があったように記憶している。


残念なことに、僕なんかは、さかのぼるほどの記録もなければ、
その短い記録も地元ばかりと、余り面白みがなくて残念なのだが、
ユダヤ人とかもそうなのだろうが、先祖探しの旅で世界旅行と言うのは楽しそうだ。


年を取ると、多くの人は自分の先祖におもいをめぐらすように思うのだが、
いつか僕もY遺伝子やmt遺伝子を調べて、
数千年前の大陸のイトコに会いに行ってみたいものだ。