kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

トンデモさん宣言(爆)

友人から東大の憲法学者の長谷部教授の論文のコピーをもらった。


文中の一文では、欧米では人種科学は完全にナチスと同値であり、
エセ科学であるということに触れており、当然に教授は同意していた。
僕は別段、長谷部教授の意見を批判したいのではなくて、
ここで、この一般的な常識を批判してみたい。


さて、僕はかつて人種科学の翻訳をしたことがある。
人種は現在でも遺伝子の頻度さとして存在し、
さらに行動学的にも異なっている、というものだ。
著名な遺伝学者である、Cavarli-Sforzaなどの研究でも
遺伝的な勾配として、人類集団がだいぶ異なっていることが示されているから
少なくともマーカーとなる遺伝子頻度では疑いようもなく人間集団は異なっている。


さて、表現型としての人間個体のパフォーマンスを見ても、
短距離走のファイナリストはすべてが西アフリカ人の子孫である。
対して水泳は圧倒的に白人が強い。


顔や身体的な能力が遺伝によって異なっているなら、
ニューロンの結合状況や多寡によって精神的な能力も異なっているはずで、
そうでないという人間が証明責任を負うだろう。


しかし、ゴールトン以来の人種科学、さらに双子研究、
ジェンセンからのIQ研究などを総合しても、人種間の知性の差があるというのは間違いない。
この分野の常識では、東アジア人は西洋人よりも平均的に脳容量が大きく知性が高い。
さらに私見では、東洋人は偏差が小さいために、天才が出にくいので学術は西洋で発達しやすい。
これが完全に「トンデモさん」として扱われる命題であるということは、小生の経験と知識からいって間違いない。
しかし、コペルニクスは当為ではなく、証拠に訴えることで世界を理解した。
小生も同じである。


これはリバタリアニズムとは直接には関係がないが、
僕が、我々の倫理は個人主義に徹するべきだと考える理由の一つである。
この意見は僕という日本でおそらくただ一人の「トンデモさん」が主張しているものである(爆)。