今日ふと思い出したのだが、
確かフランス革命の末期にジャコバン派の独裁が続く中で、
「理性崇拝」の強制が行われたと記憶している。
もちろんこれは、当時の支配的宗教であるカトリックに対するものだが、
考えてみると、何とも言えず、奇妙なことだ。
なぜなら「理性」とは知的に思考することであって、
「崇拝」することとは全く相いれないからだ。
これに対して、宗教的な感覚のほとんどは感じるものであって、
知的に理解するものではない。
こういった本末転倒のことをしなければならないほどに、
宗教というのは人間にとって重要なのだろうか?
来年に出版予定の本では詳述していることなのだが、
心理学でも保守派の方が神秘主義や超自然力を信じているという統計がある。
なるほど、岩波書店や朝日新聞はなんとはなく、
細木数子や江原啓之とは相性が良くないようにも思われる??