kurakenyaのつれづれ日記

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アルコール依存になってはいけない

こんにちは。

 

今日はボクのアルコール依存の問題について、報告いたします。そんなことに意味あるのか? という疑問もあるんだけど、とにかくアルコール依存は薬物依存の一種であり、人生を破壊するものなので、みなさんにも依存には注意してもらいたいのです。

 

ボクが前に翻訳作業のストレスから2013-15年までアルコール依存っぽくなったのだが、毎日飲酒していた。これについては、子供の「パパはおかしい」という指摘もあって思い直して、ものすごい努力をして2015年終わりに止めた。

 

このときは、大きな焼酎のパックが一番安いということで、たくさん買って、家においておいた。寝るまでできるだけ大量に飲んだのが、問題をややこしくしてしまったようだ。

 

さて、今回アル依存になったのは、20年の春からコロナで遠隔授業になり、実家で母の介護をしながら授業ができるようになったことがきっかけでした。授業は遠隔で家からできる。認知症の母の世話というのは、これがかなりストレスフルで、「ふう~、酒でも飲んでなきゃ、シラフじゃやれないよ」って感じになって、昼・夕方から大量の飲酒をするようになった。後は、もう一人で酒飲むばかりの日々。

 

で、1年で体のあちこちに大きな発疹ができ始め、毎日酒が切れた時間は手足の発汗がとんでもない。ボクはほとんどカサカサ人間だったので、理由もないのに大量に発汗するというのははなはだ不快だ。さてアル中も2年以上経つと大腿骨骨頭壊死が始まり、大腿の付け根が痛くてたまらなくなり、ほとんど歩けなくなる。立っているだけでも痛くて、座りたくなってしまうから、活動らしいことはまったくできにない。3年目はアルコール・ミオパシー(カリウム不足で、次第に筋肉が分解して痩せていく病気)で、主に体幹筋肉が痛むようになって、一日のほとんどを寝たり、座ったりで過ごすようになってしまった。

 

とまあ、還暦前にしてすでに末期症状が出まくっていた。が、ついに先日あるきっかけで決意して、妻に財布を預かってもらい、飲めないようにしてもらった。

 

それでもすぐに体は治らない。今も昔と同じような常態には戻っていないが、それでもかなり痛みは減ったし、発汗も減少して、歩く気力も起きてきた。このまま酒断ちを続けて、回復したいものだ。

 

ということで、もしあなたが依存に悩んでいたら、なんとか支援施設等とつながって立ち直ってください。薬物は人間を壊すので、一人では飲まないように。頑張りましょう。

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後記: いいちまるさん(40歳くらい)のアルコール闘病日記は、イラストや4コマ漫画もあって、とても励みになります。アル中の人はぜひとも一読する価値あり。