こんにちは。
今日は1日かけて、政府支出と成長率の関係について調べてみた。21世紀の20年についてOECDを中心に31カ国を調べてみた。横軸は政府支出の対GDP比率で。縦軸は成長率。
いつものように、こうした分析をするだけで意外とくだらない作業に手間取ってしまったが、研究ってそういうものだから仕方がない。
成長率が10%をこえているような国はエストニア、ラトヴィア、リトアニア、ポーランド、ハンガリーなどの東欧諸国が多いが、それらの昔の東側諸国を除いて韓国や日本、ヨーロッパ、アメリカを見るだけでも、ゆるやかな負の関係が見いだせる。
ということで、結論的には、(もちろんこれでは因果関係はわからないのだが)、おそらくは政府支出の大きさは成長率にはいい影響は与えていないようだ。まあ、高齢化比率などもあるので、またそうしたデータも入れて、今度は回帰分析でもしてみようかなと思っている。
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