kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

老人支配をやめろ!

こんにちは。

 

遠い昔にアメリカにいた時に、ハーヴァード大学のローレンス・コトリコフ教授の提案した「世代間会計」という考え影響を受けて、彼の翻訳をしたいとメールした。その結果、もう翻訳権がとられているという話を聞いた。実際、すでに日本語翻訳が出てるので、気が向いた人は読んでみて。

 

日本が究極的・典型的な例だが、老人は政治制度を利用して、常に若者から搾取することができる。それが老害のシルバー民主主義の実態であるのに、多くの人は気づいていさえいない。

 

世代の経済学―誰が得をし、誰が損をするのか

 

そのあと、しばらくして日本に帰ったので、30歳くらいの時に、自分で日本社会の世代間会計の計算をやろうと思った。それで、当時の厚生省と国立人口問題研究所にデータを分けてくださいといったら、「普通の民間人にはやれないよ」とにべもなく否定されて何もできなかった、ハアーァ。。。さすが日本官僚の秘匿主義。

 

今はもうちょっとマシになって各種のデータが、(彼らに都合の悪くない)いろいろなサイトで公開されている。せっかくの退職を期にもう一度、人口変化の予測とそれにともなう福祉・医療費の予測をしてみたい。それで先日から、各種のデータを入力したり、応用したプログラムを書いたりと頑張っている。

 

しかし、彼らはあまりに多くのデータを持っているので、彼らの主張を検証するのも難しいが、少なくてもボクが納得できる程度の検証はできると思う。今後の社会保障費用の急増に対しても、なんならかの定量的な発言ができればと思う。

 

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