kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

皮革製品の行方

こんにちは。

 

最近、高校生になった息子が、vegan, feminismを理解して、それらについてのジョーク(主に揶揄する)動画が面白いとかいって、いろいろと見せてくる。そういう社会的な(今風の)価値観について、なるほどとか、あるいはバカバカしいとか自分で感じられるような歳になったということだろう。

 

彼の感覚はさておき、Volvo, Teslaなんかは、皮革製品は環境に優しくないし、動物愛護の倫理にも反するということで、使用しなくなった。確か、ポルシェもフェイク・レザーを選べるようになっているはず。

 

 

確かにポール・マッカートニーの娘のステラ・マッカートニーが動物愛護のために皮革製品反対のファッションブランドをやっていたが(確かプラダとかも追随していたっけか?)、そういう流れが、今後は急速に拡大しそうな感じがする。

 

そういえば、昔ナチスホロコーストで、ユダヤ人の手の皮をなめして手袋を作っていたという事実を知った。その時、ボクの偽らざる感想は、「確かに変な話ではあるが、カーフスキンでつくった手袋と、本質的にはそんなに違わないんじゃないか??」と。。。

 

あと、そうすると(別に皮革職人をdissる気はまったくないんだが)良くあるサイフその他の小物の、「天然皮革」自慢も 逆説的に近くなくなるんじゃないのだろうか? ちょうど昔は高価だとされた半透明のベッコウのメガネつる(タイマイ)がなくなったように、、、正直、このへんはまったく良くわからない。

 

(余談、少なくともCO2排出に反対する人は、ベジタリアンになるべきなんじゃないのか? ボクはといえば、単なるwanna beではあるけど、人への説明が押し付けがましく、いろいろと選ぶ作業が面倒なので、自分1人でいるときにちょっと意識的にそうしているだけだなんだが、、、)

 

まあ、Beyond meatなんかがそれなりに評価されて来たからには、ある種の価値観(あるいは宗教)として、動物愛護は進むのだろう。これは悪しき宗教の蔓延なのか? あるいは普遍的・人道主義的の普及なのか? また考えてみてください。

 

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