こんにちは。
18歳で成人になって一般的な契約ができるようになると、詐欺の被害にあう、あるいはAVに矯正出演させられてしまう、というような懸念が広がっている。
これはこれで確かに問題だと思われる。ボクも(まったくもって恥ずかしい黒歴史なのだが)、大学入試のときに高田馬場でキャッチセールスにあって会員権詐欺で1万円、その後もアムウェイに引っかかって20万円ほどの被害にあっている。
世間知らずだったということに尽きるが、それにしても、今はSNSがこんなに普通になると、本当に若い世代を狙う詐欺師たちが大活躍しているのは、気になる。
例えばおととし、ボクが担任した18歳の学生は名古屋で携帯電話契約のマルチレベルマーケティング(MLM)の詐欺に引っかかってしまった。他の学生を勧誘していたので、説明・説得して辞めさせることになった。あるいは去年も別の学生が「洗脳合宿」に参加させられたのが記憶に新しい
Tik TokでもMLMの宣伝をやっているなんて、ボクの世代ではほとんど想像もできなかったが、それだけ若者が普通に引っかかっているということなのだ。うまい話はないはずなんだけど、、、
どのみち現実的には偏差値50以下の高校では、高校のマテリアルを学習させる意味はないだろう。それなら、物理や化学、数学よりも詐欺の状況、AVの現実を説明するほうが意味がありそうだ。問題は、そうした日本の状況を説明する教師が、そもそも状況を理解していないことだろうか。
MLM詐欺が横行し、AV強制出演が横行する時代に、なんとかしてもらいたいものだ。
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