kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

知能と遺伝

こんにちは。

 

最近は、ご無沙汰していてスイマセン。今年を目安に原稿を書いている本があって、そのために多くの時間を費やしています。ブログの更新もあまりなくて申し訳ありません。

 

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さて、もちろんボクは知能プロパーの専門家ではないのだが、興味があるので多くの本や論文を読んできました。で、今日見つけたのが、ロバート・プロミンのインタビュー映像。もちろんYoutubeに上がっていた。

 


www.youtube.com

 

たまたまだが、プロミンの本は多分ほとんど持っている。彼はコロラドで双子研究を立ち上げた後、ロンドンに移って知能の遺伝子を研究している本当の知能研究者だ(論文と専門書はたくさん書いているが、一般向けの本はまったく書いていない)。

 

ここで彼が嘆いているのは、「教育学者は知能の遺伝性を無視し続けている」、「政治家も自分の信じるポリシーに都合の良い事実しか知ろうとしない」ということ。でも、これって行動経済学=心理学で明らかになっている、人間の肯定バイアスのことなので、多分どうしようもない。。。

 

さて、特定の子どもが学習に障碍がある問題がある場合、それはそれで仕方がないと放置する(右翼的)という立場と、あるいはそれはどんなにコストがかかっても矯正するべき(左翼的)という立場がある。どちらにしても、ある子どもは別の子供よりも識字や計算が速いというIQレベルの違いが遺伝的に存在しているという事実を認めなければならない。政治家や教育学者(ボクはそんな教育学なんて存在しなから、教育学者なんて存在しないと考えているが)たちは、そのどちらも認めようとしないと嘆いているのだ。

 

我々が望む世界の状況のあり方と、現実は異なる。それを理解しないことが、人類全体に大きな不幸と非効率をもたらしていて、これから最終的には文明の崩壊を招くことになる。この当たり前のことを主題においた本を書きたいと思っている。

 

乞うご期待。

 

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