kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ヤサシイ日本人

こんにちは。

 

このサイトを見ている大半の人には関係ないし、(さらいはどんなに知的であってもリアリティがなさすぎるので、)若い人は読み飛ばしてください。 

 

さて、いつ退職(引退)するかというのは、一般には人生の大きな問題だ。アメリカで20代を過ごしたボクには、ほとんどすべてのサラリーマンが(社会一律の)定年で退職するという日本的な常識はだいぶフシギなものに感じられる。

 

自分の貯蓄額、ヤル気の変化や低下、能力の絶対的な低下、などで、誰でも40代から、50代のどこかで退職を考えることになるだろう。40年前の公務員の定年は55歳だった。ということは、かなりの人がその歳で、若い頃とは違うという限界を感じるということなのだと思う。

 

政府がもくろむ70歳定年制というのは、ほとんど有りえないほどに能力が下がっても、組織に雇用を命じるというものだろう。昔、健康状態が悪かった時代に55歳というのが、現在のような、より健康な社会では あるいは60歳を超えるということはありえるように思うが、 それにしても70歳はムリだろう!

 

アメリカの社会は無情・非情なもので、「あんたは来年は戦力外だよ、辞めてね」と言われる。だから、その前に、自分なりにいろんな人生計画を立てる必要がある。プロの野球選手と同じなわけだ。対して、とても平等主義的で、かつ思いやりがあってヤサシイ日本人は「どんな能力でも、おまえは頑張ったから、定年まで雇うよ」と言ってくれる。ありがたい、、、ナミダがちょちょぎれる。。。

 

パナソニックが、役に立たない人材を切るために4000万円の退職金を用意したと言う。でも、やめるのは有能な人で、無能は居残るんじゃないのか?? 真正面な行為というのは、メジャーのように、「お前は戦力外だ」と通告するしかないように思うが、、、

 

 

news.yahoo.co.jp

 

結論:日本人はヤサシイ=すばらしい=集団主義的。なので企業業績は下がるし、それをどうすることもできない、、、 ある時期(たとえば戦国時代)の素晴らしさが、現代には機能しないという例なのだろう、、、

 

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