ちょっとヤフーを読んでいたら、英語のできる人は年収も高いというのがあった。英語能力の有無は、50代の給与では3倍にもなっている表れている。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140216-00010006-biz_dime-nb
こういった統計はしかし、本質的には 英語→稼得力 という因果関係を意味しているわけではない。
英語が出来る人というのは、そもそも若い時からその他の能力が高く、外国勤務を任されたような人たちであるだろう。とすれば、彼らの転職年収が高いのは、単純に、その実務能力の高さのせいなのではないのだろうか?? というのも、明らかに、英語が出来るだけで大きな差が出るようにも思われないのだ。
(ところで、ボクはあまりソニーの平井さんの能力が高いようにも思われないのfsが、とはいえ、彼の英語と身のこなしはさすがに帰国子女だけあって、完璧なアメリカ人のそれだ。そういったアピールが必要な時代なのだろう。)
もちろん、こうした問題は永遠のナゾでありつづけるのだろうが、知性が与える稼得所得への影響は、現代社会ではひじょうに大きいということだけは伝えておきたい。Charles Murrayその他が説明してきているように、知性は一般的にRindermannはこうした状況を「Cognitive captitalism」と名づけている。ラリー・ペイジにしても、サーゲイ・ブリンにしても、あるいはもっと昔のビル・ゲイツにしても、ジョブスにしても、すべてがその知的な能力によって、圧倒的な存在となった。三木谷、孫正義にしても、ドコモの役人経営者とは全く異なった性質の存在だ。
ということで、ボクは英語は大事だという一般的な命題についての理解では、人後に落ちないつもりだが、それが直接に所得を上げるという命題には大いに疑問を持っている。まあ、相関的な「証明」だろうが、「実力」だろうが、それが理解できない人には、あまり区別する意義のないものなのだろうが、、、、
ということで、しかしボクは中国語=漢字、を排して、英語に一本化することを強く望んでいる。なぜって?? 中国人が 将来に医学や科学一般を進歩させる可能性はゼロ(ノーベル賞もゼロだから)なのだから、日本人のような東夷は、そっこく国際標準の英語に教育課程から変更する必要があるのだ。
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