kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

(基軸)通貨はどうなるのか??

こんにちは。

 

通貨というのは売買に使うだけではなくて、その値段の数値的な指標ともなる。ということで、ボク的な視点では未来(例えば30年後)には

 

「このクルマは120万サトシなんだよ」というような会話になるのかな? と考えていた。(チョーいい加減に現在の価格で行くと1satoshiが0.06円くらいなので、まあ30年もすれば最低でも10倍にはなってるだろう。)

 

しかし、、、今年の流行りが続くなら、どうやらステーブルコインがアメリカ、EU、日本なんかは完全に主流になりそうだ。すでにテザーなんかのステーブルコインの取引量は、純粋な仮想通貨であるビットコインやイーサをはるかに上回っている。この調子で行けば、取引すべてが、ステーブルコインによってサポートされる日が近そうだ。

 

とすると、銀行の代わりになるのが取引所で、日本円の代わりが日本円のステーブルコインということになる。でも取引所は信用創造を許されていないから、どうなるんだろう??

 

おそらくCBDCがすべての国で近く導入されて、それを信用創造で増やす権利が既存銀行にも与えられるのだろう(でも、どうしたプログラムにするのは、今のところはわからないが、、)すると、各国のCBDC同士がステーブルコインになって、世界的に流通競争を引き起こすことになる。常識的に言って、勝つのはUSドルだろうが、ユーロや中国元もある程度は使われることになりそうだ。

 

このシナリオは、通常の経済学者が好む、あるいは予想するもっとも単純なケースなんだろう。でも、それが本当かどうかはわからない。あるいは、次の動画でKrakenのCEOが主張しているようにすべての法定通貨が、特殊用途(例えば納税)のローカル通貨になっていく可能性もある。

 

fortune.com

 

ビットコインやイーサなんかだけじゃなくて、バイナンスが扱っているように何百種類のコインでもほとんど自動的に取引できる。同じように、金goldは今のところ、取引に使えないが、近い将来にはwrapped coinになって、取引に使われるようになりそうだ。

 

そうなると、ハイエクが言ったように、今後の通貨や取引では、やはり貨幣という名詞を考えるよりも、通貨性という形容詞のほうが、各種の暗号・法定通貨にふさわしくなるのだろう。

 

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