こんにちは。
同じ話ばかりですが、ボクは政府の規制と政府が与える特権にチョー反対している(リバタリアンですね)ので、シツコク もう一度。
現在のところ、個人は証券会社を通じてしか株式を買えないし、取引所は勝手に営業時間を決めています。おまけに情報も非対称なので、仕手筋がどうのこうのという話にもなります。これがコインなら取引所は24時間営業だし、世界のどの取引所を使うことも自由。株式を売って入金されるまでに3日もかかるという、クソとしか言いようのない現状も改善することが期待されます。(もちろん、その対価としては政府がroll backなんかで守ってくれないとか、詐欺コインがほとんど、などというのはありますが。)
しかしここで証券会社なんて実はいらないんじゃないの? と思った人は、正しい直感の持ち主です。ハイ、銀行の特権と同じように、証券会社もいらなくて、すべて独自コインを発行して地球規模で活動する、バイナンスみたいな取引所だけでいいんです。(ちなみにボクはバイナンスのファンではないですが、、)
この点については、さすがKrakenジャパンの中の人が、とても良い説明をしています。
今はアマゾンやアップルの株式を買うには、SBI証券とか楽天証券なんかの証券会社を通じて米国証券を買うしかありません。これは事実。しかしものすごく近いうちに、アップルの株式を1単位とするステーブルコイン(金とかその他の資産をWrappedしたコインの1種ですね)が発行されて、事実上すべての株式が全世界でリアルタイムで取引されるようになるはず。それを自由に売って、fiatのステーブルコインに替えて、paypalで支払えば、すべての証券が現在の証券会社を経ずに取引できるでしょう。
ということで、近い将来には銀行や証券会社はすべて、金融プログラムの開発会社になるはずです。こんな明らかな状況があるのに、日本の銀行にしても証券会社にしても何も対策を打っていないのはどういうことなの?? 例えば、野村證券が、こうした状況に対して反応しているという話はまったくもって聞いたことがありません!!
単にバカなのか、それとも政府の特権が無限に続いて、自分たちを永遠に守ってくれると考えているのでしょうか? 謎がナゾを呼びます。。。
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