kurakenyaのつれづれ日記

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Philosophy of Liberty by Ken Schoolland

皆さん こんにちは.


先日 ハワイのKen Schoolland と会って話をする機会を得ました.以前から彼のサイト Philosophy of Liberty のファンだったので,『のんきなジョナサンの冒険 The Adventure of Jonathan Gullible』の話とともに,とても楽しい時間になりました.




現在山梨にお住まいの村田稔夫先生とは30年来の付き合いなので,前日に会いに行ったとのことでした.彼いわく,「数年前の東京でのモンペルラン・ソサイエティー(MS)に来たら,Murata Senseiが呼ばれていなかったのは驚いた.なにか派閥の問題でもあるのだろうか?」と不思議がっていました.
 

また「MSはもう単なるスノッブの集まる会合になって,もともとハイエクが意図していたものとは全く違っている.僕らは別のmeetingを立ち上げてるから,また気が向いたら来いよ」と誘ってもらった.MSについては僕もまったく同感で,まったくもって自由主義というお題目から遠く離れてしまっている.


その後,1980年代に日本で誰が自由主義者を語っていたのかをもう一度調べる機会がありました.結果,オーストリア学派自由主義者というのは日本には長らくいなかったことが分かりました.今でも尾近先生は経済思想だし,経済学者と呼べるような感じの学者はいないような状況です.


なんでだろ?? オーストリア学派の経済循環論なんかは,検証してみる価値があると思うけどな〜〜 まあ,それはアメリカでも同じか.もちろんポストの問題なんだろうと思いますが,自由主義者を論じる経済学者もいないのは残念なことです.



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