kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ウルトラの雑文

今日はウルトラ雑文 すいません。


僕は 先日アメリカに行ってきましたが、その時、1週間ほど フォードのフォーカスをレンタルしていました。700キロほど乗ったのですが、これが完全にアメ車ではなくて、普通の(つまりゴルフ=ヨーロッパ的な)乗り心地とスタイル、インテリアになっていて、感慨深いものがありました。


キャデラックもBMWがライバルだと言ってるし、フォードもワンフォードという掛け声で、ヨーロッパ風の、いや世界全体に共通したものを売るようになってきているのです。まさに昔は、iPhoneみたいに全世界で同じ電話が使われるなんて想像もできませんでしたよねーー


しかし、ガラケーのようにクラウンやピックアップトラックもしぶとく生き残ってはいます。全体としては、主流派はコスモポリタンになっても、ローカルな文化も残り続けるという感じなのが、規模の経済からしても自然なのでしょう。


あ、そういえば、アウディから始まった、やたらと同じ顔ですべての大きさのクルマを作るというのも、時代の必然だと感じます。LEDランニングランプで目つきを同じに揃えているのは、最近のメルセデスも、そのまんまですし、Lexusもフォードもこの路線です。まあ、ワラビー、ウォンバット、カンガルー路線とでも呼ぶべきなのでしょうか。


さて、僕の父は、一度もマクドナルドを食べないうちに一生を終えそうです。息子の僕は、高校時代に兄のアパートのある京都で1ヶ月を過ごした時、京都市内を散策しまくりました。もちろん、寺とかには興味がなくて、むしろデパートや四条などの繁華街をほっつき歩いていたのです。で、


「おおっ、マクドナルドの多さこそ都会性、いや世界性の象徴だ!」


と感動したものです。でも味はあまり好きではなくて、モスバーガーに行くほうが好きでしたが、、、


息子はマックがお気に入りで、いつも行きたがります。生まれた時から全世界共通のバーガーとナゲットを食べているなんて、未来世紀ブラジル!!


文化の共通化はよく知識人には嘆かれていますが、僕は素晴らしいことだと思っています。だって、もっと多様なサブカルチャーを内包していることがほとんどだからです。アニメやマンガは全世界に広がり、僕はイタリア料理やタイ料理を食べる、これは何というスバラシイ文化の共通化のダイナミズムではないでしょうか!




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