kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

精力絶倫

旧友がかつて「ボクはポストの読者と違って、あまり自分の精力減退と、それに伴うことについては、まったく問題だとは思っていないよ」と言っていた。その時点ではあまりリアリティがなくて適当に聞き流していたのだが、なるほど、ウェブを見ていても、サントリーの「中年になってからの、精力減退に効く」とか、「上司がいい匂い」などという広告が多いことは、ここ数年に気づくことが多かった。


http://www.suntory-kenko.com/contents/ad/40/lst/mac/id_b/?key=7035&waad=InMoBJIF


ボクも別にこうした広告には興味はない。しかし一つ、痛感したことは、「性行為能力が男性としてのアイデンティティである」というヤカラは非常に多いのだ、ということである。


結局、ペニスがデカイ、から始まって、男性の自己意識というのは、性というものに大きく関係しているのだ。それをあまり重視しないのは、インテリの陥りがちなトラップであって、マジョリティはそういうことが男性性の証明だと考えているということなのだろう。


これは深い問題だ。女性でも、豊胸手術から顔の整形手術まで多種多様な欲望があるように、女性性の問題は常に人間の「こうありたい」という欲望と関係している。男性にもそういう欲望があって、それは何か自分とその強さというもののアイデンティティと関係しているのは、実に興味深いことだ。


ボクはもう歳を取り過ぎていて、チンコの長さや精力絶倫には興味が失せてしまったwww。あとは、どういった事実提示・表現・主張ができるか、ということだけが気になっている。現状、酔っ払ってばっかりでは何も成し得ないのだろうが、、、、





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