kurakenyaのつれづれ日記

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在宅勤務は可能かもしれないが

僕の仕事は、授業が主で、これは学生には会うが、同僚や事務の人には会う必要がない。会議では同僚に会うが、とりたてて、一日中拘束されているということはないから、基本的に、仕事はひとりでやっている時間がほとんどだということになる。だから、勉強とかスライド資料作成、調べ物、メール作成などのほとんど活動は、実際にスタバでやっているも頻繁だ。


となると、こんな人付き合いの悪い僕でも、他人の評価というのが気になることがある。誰が僕のことを「働かないてないヤツ」、「仕事をしないヤツ」としてうわさ話をしているんじゃないか、と、誰に対するものでもない、ふとした猜疑心が起こるというわけだ。


実際、schizophreniaの典型的な症状が、「近くの誰かが自分の悪口を言っている」「罵りの声が聞こえる」というものだから、人間の猜疑心というのは際限がないものだ。まあ、戦国時代の昔なら、他人の評価次第で殺されることもあったのだろうから、当然なことなのか。

というわけで、在宅E-workができるようになっても、人からの評価が気になる人は、とても在宅勤務なんかできないだろう。そういったことができるような人は、よほどの勇気がある人で、なかなか日本人のメンタリティでは難しそうな気がする。

まさに以下の記事の言うとおり。大学でひとりで働いている僕が人の評価を気にして、大学に行こうかな、と思うくらいなのだから、普通の会社員で、自宅やカフェで仕事をするのは、やはり相当な自信が必要なように思われる。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110531-00009189-jbpress-column