kurakenyaのつれづれ日記

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LJP:生ワクチンをヤメロォー!

NHKのニュース9を見ていたら、ワクチンの接種によって、実際にポリオに罹患して、歩行障害がのこった子供が写されていた。親が子供以上に無念に感じていた。


これは僕にとっても人事ではない。僕は前々から息子の予防接種に対して内心反対だったのだが、それは日本では、ポリオ発症の可能性がある生ワクチンが使われているからだ。


実際に、過去10年で11人のポリオ患者が発生しているとNHKはいう。これはポリオにかかった子供と家族にとっては、ほんとうに悲劇そのものだ。にもかかわらず、それに対しての木で鼻をくくったような厚生省の係官の受け答えも、いつもの役人答弁そのものだった。僕はこういったことは道徳的に許されない、まさに狂ったものだと感じる。(相撲取りのトバクよりも無限大に重要だ。)


以下の不活化ワクチンの輸入を求める被害者の会の要望書を読んでみてください。

http://www5b.biglobe.ne.jp/polio/2010polio.pdf

ここでWHOも指摘しているように、リスクが100万人に2人ということは、日本では、毎年2人のポリオがワクチン接種のために発生していることになる。すでに欧米で広く摂取されている不活化ワクチンを輸入すれば、こんな悲劇は起きないというのに。



どうしてこんなことが起こっているのか?



国内の製薬業者は、外国からの薬は「日本人にとって」安全かどうかわからないから禁止してもらいたいと陳情する。外国の薬を「なんとなく」信じられない消費者は、日本での治験が重要だと思っている。とすれば、厚生省が外国からの輸入を禁止するのは当然になる。


政府がなければ、このポリオの被害者は激減するか、あるいはいなくなる。僕のように心配をする親は数多くいるが、そういう人は外国産の不活化ワクチンを利用するだろうからだ。そして日本ではすでにワクチン接種以外からポリオになる人は30年近くいない。


政府がキチンとすれば大丈夫なのではなくて、暴力装置である政府があれば、こういった悲劇が「必然的に」生まれてしまう。僕は息子の不活化ワクチン接種を、日本の政府に妨害されたくないし、それによってポリオになってもらいたくない。


誰かそう思わない人などいるのだろうか?