kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

ケンコーコムがんばれ!

kurakenya2009-10-27

子どもの小学校でanti-drug campagnをやっている。
ので、僕も一つもらって腕輪にしてつけている。
小学校からもうドラッグ教育というのがアメリカっぽい。


さて、のりピー覚せい剤をやっていたといって、やたらにバッシュされている。
僕に限らないが、リバタリアンは麻薬全般を犯罪をするのはやめようといっている。


こういう主張をすると、
どうしても覚せい剤の取り締まりその他をバカにするような書き方にならざるを得ない。
僕自身も多くの場合、麻薬取締りを揶揄することが多いのだが、
麻薬それ自体に賛成する人はほとんどいない。
むしろ、反対するのが、ほとんどのリバタリアンであることは間違いない。
問題は、公権力の行使そのものであり、自由の束縛であり、
かつ警察資源(単なる経済資源ともいえる)の浪費と言うことなのだ。


誰にでもしかし、麻薬に頼りたくなるようなときはあるだろう。
麻薬撲滅運動と言うのは、取締りではなくて、
そういった時に、何とかできるような施設を造るようなことに作り変えねばならないだろう。


例えば、僕は小さいときからひじょうに重度の不眠症に悩んでいるのだが、
アルコールと、あるいは睡眠導入薬は、(完全ではないが、)大まかに代替財の関係にある。
しかし、アルコールには酒税がかかり、反対に睡眠薬には保険が投入されて、
みんなのお金は浪費され、僕の負担は下がる。
実にバカバカしい話だ。


僕は自分で睡眠薬を試す自身もあるし、副作用についても自分で調べることができるが、
日本では、ドリエル(Diphenhydlaminだったか)などのように一種類しか自分で処方することはできない。
しかし、世界的には他にもDixylamin succinct などを始め、多くのクスリが入手可能だ。
こういったことに注意する人はリバタリアン以外はほとんどいないが、
そもそも今後も人間の知識は増大する一方なのだ。
余計な国家介入はやめてもらいたい。


関連して、僕は買ったことがないが、ケンコーコムの訴訟は、ぜひとも何とかしてもらいたいものだ。
薬を売る側の既得権益ばかり保護しないで、
もっと人々の自発性を発揮できる形にしてもらいたい。