我が家のADSLは一応56Mbpの機材なのだが、
実際に計測してみると、な、な、なんと、
わずか2Mbpsしか出てない!
それで、いつも思うのだが、純理論的には1Mbpsあれば
DVD品質の転送が可能なはずなのだが、
実際に実験してみると、最低でも10Mbps程度は必要だという感じだ。
1920X1400といったHDTVなら、おそらく100Mbpsは必要だろう。
とすれば、本格的な無線映像配信は次世代のWiMAXではダメで、
100Mbps程度を実現するそのまた次世代の無線技術が必要だということになる。
おそらくは2015年過ぎというころになるだろうか。
しかし、もしこの速度で無線転送可能になれば、
有線通信の意味はほとんどなくなってしまう。
ちょうど、現在のインドやアフリカでは、
固定線通信電話よりも先に無線電話が普及しているように、
無線通信の方がインフラとして安価になるのである。
有線は敷設と維持に大きな資源が必要なので、
光ファイバーを使った朝貢国転送以外には使われなくなるだろう。
そうすると、将来の家庭には、
まず無線でネットとつながるルータがハブとして存在し、
そこから家庭内のテレビやPPV映像、メール、ウェブサイトからオンラインラジオまで、
すべてが無線LANで分配されることになるというのが自然だ。
デジタルテレビへの移行がいろいろと議論されているが、
なぜ、テレビ放送に無意味に電波帯域を与えるのか?
テレビコンテンツなどは、多くの中の一つにすぎないのだから、
テレビ局に割り当てられた帯域を全面的にオークションにかけて、
無線通信会社に割り当てるべきなのだ。
テレビが見たい人は、個人として通信回線を使って、
テレビチャンネルにアクセスすればいいし、
テレビなんか見たくない人は、同じ通信帯域を使って、
外国のテレビでも映画でも、あるいは音楽でもなんでも他の情報を得ればいい。
20世紀のビジネスモデルである、一方通行で垂れ流しのテレビ放送などに、
優先的に電波使用権を無料で与えるのは、まったく国民の福祉に適っていないぃーーーぃ!!