オランダに１０日ばかり行ってきたが、
各地を回るのに、レンタカーを借りた。
驚いたのが、１リッター２４０円近いガスの値段だ。
ガソリンのような国際商品は、約リッターあたり１００円以下で作れる。
実際、アメリカでは４リッターで４００円以下の値段で売っているのだ。
ということは、オランダでは、おそらく炭素税が１４０円くらいかかっているはずで、
これは日本の揮発油税の３倍にもなる。
なるほど、地球温暖化に対して真剣な国だ。
ただ、これだけガソリンが高いと確かにダイムラーやＢＭＷが
トヨタの技術に危機感を持って、突然ハイブリッドもやると言い出すわけだ。
完全な燃料電池車は、おそらくは２、３０年はかかるから、経過的に
どうしもてハイブリッド的なものがほしい。
はたして原油価格が１００ドルから２００ドルにでも行けば、
ハイブリッドは完全に主流になるだろうが、
どう転ぶかは神のみぞ知る。
日本でもリッター２００円を超えれば、
おそらく人々のライフスタイルも変化し始めるかもしれない。
少なくとも、僕はより高い頻度で電車通勤に切り替えるだろう。
