こんにちは。
今日は正月の1日だが、特段の用事もない小生は、カフェを探して近所をブラブラした。スタバは全店休業しているので、サンマルクカフェに来て翻訳の仕事をしたりしている。
で、日経を発見したので、表紙だけ読む。
「昭和99年 ニッポン反転 解き放て」
とある。勇ましくて結構だが、日経が本気であるようにも思われない。
「日本的雇用の崩壊」、などとここ30年以上も書いているが、今でも日経って終身雇用・年功序列だと思うけど。。。。結局、だれしもが「やらなきゃならないけど、つらいからやらない」というわけだ。まあ、こういうのは仕方ないんだろう。
高齢者の雇用を守るということは、つまり景気が悪くなると、新卒採用を減らすということ→ 団塊ジュニアの就職氷河期
解雇に規制があるということは、つまり一時的まず雇ってみるということができないこと
→ 柔軟性のない雇用 → 非正規雇用割合の増加と建設・ITの下請け丸投げ文化の維持
年齢給制度の維持 → 若手の実力に応じた活用と報酬の否定
というわけで、何も良いことない。現代は、18世紀から19世紀にいたる江戸時代後期と同じだが、それでも制度は維持されて。停滞は続く。これからなんとかしていく必要があるが、そういう必然性を感じていない「尊王攘夷」的な若者が多いこともまた、社会変革の重しとなっている。
今年は中国のクルマが世界で爆発的に売れる最初の年になるだろう。日本人はいい加減に目覚める必要がある。でなければ、ただ眠ったままに、そのまま死んでしまうだろう。。。
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