kurakenyaのつれづれ日記

ヘタレ リバタリアン 進化心理学 経済学

日本・韓国・中国

こんにちは。

 

日本、韓国、中国というのは、いわゆる東アジア人としての共通性を持っている。そこで、大戦や内線、混乱の終わりと、人口減少の始まりを比べてみよう。

 

日本 1945年      2007年

韓国 1953年(朝鮮戦争)2021年

中国 1961年(大躍進) 2022年

 

混乱の終わりは8年ずつずれているが、その後の人口の増加は完全に同じではない。日本は戦後に生まれた現在73-75歳の団塊の世代がやたらと多い。韓国は50歳が最多だが、60から40歳までがそれなりに分布している。つまり、日本よりもバラけているということ。そのために人口が減少するのが日本よりも14年も遅れている。

 

South Korea Population Pyramid.svg

 

中国を見ても、大躍進の後20年間ほど(1965-1985年)出生数は高止まりしている。その後は急速に低下しているのは「一人っ子政策」のためだろうが、現在も急速に低下しているのは、単純に社会の常識の変化による。

 

人口: 中華人民共和国 2021 - PopulationPyramid.net

 

目につくのは、日本に比べても韓国や中国の出生率は今世紀に入ってから急速に低下しており、それは経済(一人当たりGDPなど)などだけではなくて、世界的な「常識」とでもいうようなものの変化があったこと。

 

人間は40歳くらいが知力と経験、やる気などのバランスがとれていて最高なのだと考えてみよう。すると、日本が1988-90年、韓国は今、中国はこれから10年以内(2030年ほどか)が、経済力の頂点になると考えられる。

 

どの国でも高齢者への社会保障負担は急速に増大する。韓国が今年からすでに日本と同じような停滞期に入り、中国の繁栄もあと数年で終わりを告げるだろうという予想になる。

 

いろいろと考えさせられる。。。

 

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