こんにちは。
今日は本屋のスタバでちょっとした仕事をした。で、飽きたときにいろんな本が読めるのが良い。場所はビジネス街なので、ビジネス書や投資の本も多い。歩いていて見つけたのが
この本は、ソフトウェアエンジニアによって書かれたということだが、ほんとに「９９点」の投資、 つまり「金ができるたびに、オルカンに全部突っ込んどけ」というアドヴァイスをしてくれる。確かにこれなら、年に一回30分で自分のポートフォリオを見直すだけで、来年の組み換えを決定できるだろう。大きいなファンドマネージャーでも、そもそも1年に一回以上組み替える必要なんてないからね。
この内容はCAPMやシャープレシオなどの金融理論をあまり理解しなくても正しいことが直感的にわかるんじゃないかと思う。しかし、こういう正しい本はあんまり売れないんじゃないかと思ってしまう。
多くの普通の人は、景気のどうのこうの、政治のどうのこうの、などといった、あまりに多くのどうでも良いことに騙され、惑わされているからだ。オルカンやS&P500に全部いれるより、カリスマ投資家の真似をしたくなる。あるいはインデックスを超える銘柄を、（自分なら）個別に選べるんじゃないかとか信じてしまう。
あと、インデックスだけだとなんか面白くないんだよね。しかし、そう考えてしまう人は「興奮」を得るために、やたらと大きなリスクを取って、さらに実際には「リターン」を犠牲にしてしまうことがほとんどだ。
ということで、僕はこの本を人に勧めるが、自分はもうインデックスは持ってない。もう増やすことにあまり興味がなくなったことと、自分が面白いと思う個別銘柄でギャンブルを楽しめるようになったからだ。失敗もするが、それなりに関連するニュースを読んだりするのも楽しいので、心理的に完全に満足している。
とにかく20代から資産をつくってどこかでFIREするまでは、基本的にこの99点の投資＝インデックス投資をするのが必勝法だ。それがわかるだけでも、こういったシンプルな本こそが値千金の内容なのだが、、、
